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2017年01月29日

すいせんの一種いけ

昨日の豊中教室のレッスン。
テーマはすいせんの一種いけでした。




季節の花なのでこの時期にしかいけられないお花。
凛としてシンプルないけかたに見えますが、
すいせんは『袴のはきかえ』をします。

一株の中には
お花がついた茎と葉が4枚ついています。
1番下で白根と呼ばれる袴のようなものでまとまっています。

【袴のはきかえ】
①この袴の部分を軽く押し、もむようにして柔らかくします。
②茎、内側の葉、外側の葉の順に抜いていきます。
この時、順番を間違わないように順番通りに置きます。
③花より葉が高く、
さらに花を3方もしくは4方から囲むように葉を組み直し、
1番下を斜め切りにして袴に戻します。

すべての花を同じように準備してからいけていきます。
一種いけの場合は、足元をひとつにすることを心がけます。

また、残った葉には下からワイヤーを入れると、
葉の形を自在に変えられるので、
ワンポイントとして使うこともできます。



すいせんはおめでたい席のお花でもあるそうです。
また来季は袴のはきかえの様子や、
投げ入れの方法なども詳しくアップできればと思います!



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Posted by 花はるか at 09:11 │レッスン